代表あいさつ
私たち近江屋株式会社が目指しているものは、ここちいい会社であり続けること、それによって、ここちいい社会の実現に貢献することです。
弊社のお客様である小売店さんや、その先におられる一般消費者さんはもちろん、きものづくりをされている職人さんや、流通に関わられている方、業者さん、そして弊社社員やそのご家族まで、すべてのひとに“ここちいい会社”であることを目指し、それによって社会全体に貢献していく、というビジョンです。
私たち近江屋株式会社は、戦後「京都の白生地問屋」として創業し、すでに70年を超えました。昭和、平成、令和の時代を経て、私たちのビジネスの在り方も、大きく変化を遂げております。
創業時は「仲間問屋」中心であったお得意先様は、地元密着の有力呉服店に変わり、また創業当初、白生地だけであった弊社の取り扱い商品は、染めや織りの和装製品となって、さらに全国の染織製品、和装小物など多岐に広がり、装飾品やバッグなどを扱うようにもなりました。
その後、台湾支店の創設、ラオス織物の輸入、そして海外ブランドとのコラボレーション、結婚紹介業への参入と、私たちの事業は広範囲に拡がりを見せ、現在は「和の総合商社」と呼ばれる業態に進化を遂げています。
このようにして、時代の変化や、社会環境の移り変わりに合わせて、私たちの業態も日々進化を遂げているわけですが、そうした中でも私どもの「基本精神」は、創業当時から何ひとつ変わっていません。
「近江屋ファミリー」を大切に、いい仕事をすることで、自らの人生だけでなく、社会もより良く変えていけるのではないでしょうか。
近江屋の社員全員が「まず、やってみよう!」の精神で、自分たちの仕事に日々全力で取り組み、時代の流れに対応した新たな挑戦に果敢にチャレンジして、きものの持つ歴史や文化を更に発展させながら関わるすべての人の人生をよりよいものにしていける、そんな会社であり続けたいと考えています。
近江屋株式会社
代表取締役 房本 伸也